YAMAHA RZ250(Vol.41)

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写真(アングル別)

フィギュア付属の説明書

 レッドバロンバイク購入特典のフィギュアのうち最近のものでは、バイクの特徴や当時の社会情勢について記載された説明書が付属されている。面白いことが書かれているので掲載。

RZ250 Y.A.C LIMITED

2ストロークエンジンの魅力を凝縮したピュアスポーツとして1980年8月に発売された「ヤマハ RZ250」。リッター当たり140馬力の高出力エンジン、ヤマハ独自のモノクロスサスペンション、軽量キャストホイール等による圧倒的な性能と、ロードレーサーTZ250を思わせる精悍なスタイリングで多くのファンを魅了。4ストロークに移行しつつあった市場のトレンドを一変させた。

青の「RZ」。止むことを知らない将賛、RZ神話という言葉さえ
生んだRZ250、ホワイト・ブラックに加えてブルーが新しく仲間入り。 「青のRZ250」が一本の軌跡を描いてワインディングロードを疾走する。
(RZ250 YAC LIMITED」発売時のキャッチコピー)

1982年5月、ヤマハオートセンター(レッドバロンの旧社名)創立10周年を記念した限定生モデル「RZ250 YAC LIMITED」が登場、アイコニックな車体色は、欧州仕様のRD250LC/RD350LCのみに設定されていたキャンディブルーを採用。前後タイヤには、オールラウンドで信頼性が高く、船来タイヤとして当時人気を博していたメッツラーを標準装備。また純正オプションとして、ラインナップされていたアッパーカウル・アンダーカウルも車体同色のものが付属し、オーナーの好みに合わせてスタイルが楽しめる仕様となっていた。これだけの豪華なパッケージながら記念価格として、標準モデルから価格(354,000円)は据え置き。、定300台は瞬く間に完売となった。

全長:2,080mm

全幅:740mm

車間距離: 1,355mm

車両重量:139kg

エンジン形式:水冷2ストローク ピストンリードバルブ 並列2気筒

全高: 1,085mm

ボア・ストローク:54mm×54mm

排気量:247cc

圧縮比:6.2:1

最高出力:35PS/8,500rpm

最大トルク:3.0kgf-m/8,000rpm

レッドバロン